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施肥
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施肥

普通の庭木には、腐葉土や堆肥を隔年で、果樹には寒肥、お礼肥えを、そして、元気のなくなった植物は、根張りを良くする土壌改良をしましょう。
 野菜と違い即効性のある化成肥料は通常使いません。使うのは、緩効性の化成肥料か有機肥料です。
 但し、夏場に芝の成長を促進するには、即効性の芝用化成肥料が適しています。芝刈りと施肥によって芝が密生します。

植物にとって必要なもの


水と二酸化炭素から光エネルギーで糖分を作る(光合成と言う)のに必要

空気
酸素が呼吸に必要であり、二酸化炭素が光合成に必要


植物を構成する細胞体の維持、光合成、根からの養分や光合成で作られた糖分および各種ホルモンの運搬、体温の維持に必要

温度
植物を構成する細胞体の維持と呼吸と光合成に適温(本来の生育環境に左右される)が必要

養分 
細胞体およびホルモン、酵素などを作るのに必要
通常、土壌中から吸収される窒素、リン酸、カリ、マグネシウム、鉄、カルシウムなど

土作り

植物は根から水と養分を吸収します。また、根も呼吸をしています。このため、養分があって水持ちが良く、しかも空気を含む柔らかなど上が必要です。
 森では落葉、落枝、昆虫を含む動物の死骸など有機物が豊富にあってこれらが微生物によって分解され植物に必要な養分となります。
 また、植物繊維が土をやわらかくふかふかにして、水持ちが良くしかも空気を含む状態にしてくれ、根の成長に良い状態となります。
 しかし人間の管理する庭や鉢の植物はこれらの循環がないため植物繊維を多く含む堆肥やと肥料が必要となります。特に、花木、果樹類は肥料が必要です。

 さらに、植物の根が養分を吸収するには土壌が強い酸性やアルカリ性であってはいけません。
 森ではこのような状態になる事はありませんが、一般に、露地の畑地では酸性に、雨の当たらないビニールハウス内の土壌やコンクリート構造物周辺の土壌はアルカリ性になりやすいです。
 強酸性の場合は、石灰を混ぜ、アルカリの場合は水でアルカリ物質を流し去りましょう。

堆肥

肥料とも混同されますが養分としての肥料成分は少なく土壌改良に役立てるものです。
果樹や花木、鉢物以外の庭木では特に成長を期待するものを除き堆肥の養分で十分です。

また、有機栽培で、家畜糞だけに頼っていると、土が硬くなるため要注意です。必ず、植物繊維を含み良く発酵させた堆肥(悪臭がしません)を使用しましょう。


肥料の三要素

   窒素  葉肥ともいい葉や茎、幹の成長に必要
   リン酸 実肥ともいい花、果実に必要
   カリ   根肥ともいい根の伸張などに必要

肥料の種類

   有機肥料

肥料の種類 含有成分の割合(%) 備考
チッソ リンサン カリ
動物質 鶏フン 4〜6 6〜 3〜4 肥料分が多いので多肥に注意
豚フン 4〜5 5〜7 1〜3
牛フン 2〜3 2〜4 1〜2
魚カス 7〜8 5〜6 1 果樹に適す
骨粉 3〜4 17〜24
植物質 油粕 5〜7 1〜3 1〜2
草木灰 3〜4 7〜8

   化成肥料

肥料の種類 含有成分の割合(%) 備考
チッソ リンサン カリ
単肥 硫安 21
尿素 46
石灰窒素 21
過リン酸石灰 17〜20
熔リン 20
硫酸カリ ―50
塩化カリ 60
普通化成 6〜8 6〜8 6〜8
高度化成 10〜14 10〜14 10〜14 野菜、果樹
NK化成 14〜16 14〜18 露地野菜
配合肥料 7〜15 7〜22 7〜14 化成肥料と有機肥料が混合されている、成分比はいろいろ
緩効性肥料 10〜12 4〜12 10〜12 特殊加工により長期間効く、成分比はいろいろ

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